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十六茶
2007-07-24 01:59





この歌を聴くとあの時を思い出す、とか。

街中ですれ違った人が、昔の恋人と同じ香水をつけていた、とか。

記憶と密接にリンクした感覚は、誰しもがひとつはもっているはず。





「十六茶」の味は、僕にとってのまさしくそれ。

高校2年のときの入院を思い出す。





僕は先天性の難病(僕にとっては)を克服すべく、大阪医科大学病院に入院した。

その分野の権威と言われる医師をたずねて行き着いた先は、奇しくも自宅のある京都ではなく、高校と目と鼻の先の高槻市のこの病院。

学校嫌いの僕も、少し複雑な心境。

ツレのバカ笑いが聞こえてきそうで、にもかかわらず、病室で横になってテレビを観ているだけの自分に寂しさを感じていた。

時計を見ては、「今は昼休みやなぁ」とか「部活が始まったなぁ」とか、あれこれと校内の様子を想像していた。



規則に反して携帯の電源を入れ、メール受信をするも0件。

授業中であろう彼女に、メールでちょっかいを出してもシカト。

休み時間を見計らって電話すると、「電源切っとかなあかんやん!」と叱られる。

うちの彼女、オトナっ!!

でも、少し弾んだ声から、彼女の気持ちは容易に想像できた。



お見舞いにもたくさんの人が来てくれた。

やはり多かったのが、下校途中に寄ってくれたツレ。

お菓子やら、CDやら、そっち系雑誌etc.とバラエティに富んだ差し入れをしてくれた。

面会室でこっそりタバコを吸って話した。

全員高校生。

ツレは制服、僕は入院患者。

間違いだらけの面会だった。



彼女も、京都からわざわざ来てくれた。

館内放送があると、病棟の入り口まで迎えに行く。

照れくさくも嬉しい瞬間。

なにより共同部屋であることを悔やんだ。








入院前日に、2つめのピアスの穴を開けた。

母親にひどく叱られた。







手術前日にはちょっとしたアクシデントが。

1日ベッドの中にいると、だんだん気が狂いそうになってくる。

なってくるというか、なってしまっていた。

間近に迫った手術に対する不安もあったと思う。

急にテンションが上がって、無意味に暴れたくなった。

そしたら、ベッドの枠で後頭部を強打した。

しばらくもがいた後、ふと枕を見ると、血。

たいした量じゃないけど、確かに血痕が確認された。

恐る恐る手で患部に触れてみる。

指先にも血がついた。



あわてて枕を裏返しにした。

看護士さんに見つかればたいへんなことになると思ったから。

そして何より、手術が1回増えてしまうと思ったから。



後々考えれば、単なる軽い怪我。

縫う必要なんてまったくないし、現に数分後には血も止まっていた。

でも、当時の精神状態では、これしきの事で大騒ぎしてしまうのも無理はないかな。









そんなことを思い出させてくれるのが、このお茶。

まだまだ他にもあるけども。



僕にとっては、16種類以上含まれてることになる。



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