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タバコ
2007-05-06 23:53







僕がはじめてタバコを吸ったのは高校1年のとき。

その前に1度、母親のフィリップモリスを拝借したことがあった。

中学2年のとき、家で留守番中に。

気分が悪くなるくらいむせて、一口で消した。

だから、自分で買って吸ったのが高校1年生ということになる。



時代はバンドブーム。

ライブハウスに出入りするようになった。

ROCK。

教育には決して良くないこの文化も、くすぶっていた少年の心を解放するには十分だった。

異端であることに憧れた。

しかし、そこへの道筋が分からなかった。

なら、まず、見た目から。

自然と、タバコ、だった。



学ランの内ポケットには、必ずタバコが入っていた。



毎朝、四条烏丸の銀行のビルの下で友達と待ち合わせをし、一服してから阪急電車に乗った。



駅から学校までの間も、人気の無い道を選んで吸った。

同じような学生が、不思議とそのルートを通って登校していた。



授業中も友人とメールで連絡を取り合い、部室で落ち合って吸った。

今でも屋根裏には、僕達の吸殻と、ヨレヨレになったエロ本の山は残っているだろうか。



駅前の王将がたまり場だった。

生活指導の教師が見回りに来たときには、店長のおばちゃんがこっそり教えてくれた。



サッカー部の合宿には、3・4箱まとめ買いをして持っていった。

公式戦の試合中に、友人が「タバコ吸いたい。」とボソっと言った、あの顔は今でも覚えている。



奈良へ遠足に行ったとき、現地集合をいいことに、近鉄特急の喫煙車両に乗った。



高校時代の思い出とタバコは切っても切り離せない関係にある。









タバコは人と人との出会いを生む。



高校3年の夏休みから浪人の1年間、とある予備校にもぐっていた。

地下の喫煙所で広がった友達の輪。

そこに隣接する食堂は、ならず者のるつぼと化した。

その連中には「地下組」という名がついた。

明けても暮れても、遊んだ。

必死で遊んだ。

各々が別々の人生を歩む今でも、たまに集まれば、思い出話に花が咲くと、1本、2本とタバコに火が点る。












タバコは時として、記憶に切ない影を落とす。



高校3年生のときに、同い年の子と淡い恋をした。

しかし、4ヶ月ほどで交際は終わった。

別れた翌日に、彼女ははじめてタバコを吸った。

買ったのは、僕が好きな銘柄。

そのことを、大分経った後に本人から聞いた。

なんとも言えない気持ちになった。

愛することは傷を伴うけれど、傷つけない努力もまた、愛すること。












銘柄は何度か変わったけれど、僕のそばにはいつもタバコがあった。

晴れた日も、雨の日も、怒れる日も、喜びの日も。

体はきっと蝕まれているけれど、得たものは決して少なくない。

タバコを吸っていてよかった。

タバコに感謝したい。

タバコが生んだ数々の思い出と絆は、これからも宝物として持ち続けたい。

僕はタバコが大好きだ。






























さようなら、タバコ。








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