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2006-08-25 00:07
家の近所に、めっちゃ古い家がある。

軒先の看板からして、元は薬局やったらしい。

木造2階建てで、屋根から外壁までが草のつるで覆われてる。

完全に人の気配は無く、少なくとも僕がこの地に住み着いた4年強前から住人を見かけたことは無い。

さらに、建物自体も傾いていて、最近、「この建物は非常に危険な状態です。所有者は連絡してください。」というような区役所の張り紙もされた。

しかし、持ち主不在の建物は、そのまま放置され続ける一方。

大地震も予想される中で、それはあまりに危険すぎると、僕も懸念していた。

役所といえども、ひとの家を勝手に取り壊すことはできないだろう。

なら、何かをきっかけに倒壊する日を待つしかないのか。

にしても、区役所が所有者を特定できていないということは、届け出もされていない建物なのか。

と、いろいろと考えてみると、ものすごい不気味な家だ。






今日も、仕事を終え、駅から自宅へ向かう途中にその家の前を通った。

すると、視界の隅にいつもと違う雰囲気を感じた。

ふとそちらに目をやると、例の家の門の中に人の影が見えた。

何かの見間違いかと思ったが、たしかにそこには人が立っている。

暗闇に目を凝らすと、背の曲がった白髪交じりの老婆だった。

雨風で朽ち果てた木の門の内側に、じっと静かに立って、通りの左右を見渡している。

血の気が引いた。

住人か?

しかし、今まで1度も見たことは無い。

いったいおまえは誰や!?

ぼくは怖くなって、歩調を速めた。

そして、しばらく行って振り返ると、その老婆は右手にビニール袋を提げ門を出て、角へ消えていった。



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コメント
だいちゃん文章書き方うまいなぁ
小説家みたい!ぞぉ~ってしたもん!すげー
2006-08-26 00:21 | URL | まいこ #-[ 内容変更] | top↑
いやいや、そんなことないよ。
かなり苦労して書いてるし。
ま、怖さが伝わったならよかったけど。
2006-08-26 15:47 | URL | 3BA #-[ 内容変更] | top↑
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