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あなたへ
2007-01-30 14:26
前に書いた、「ゼクシィ」のCMソング「ウエディング・ソング/斉藤和義」が発売された。

てゆーか、24日やから、もう1週間経ってしまってるんやけど。

そのことを、出勤の30分前に思い出して、生まれて初めてダウンロードで購入した。



いやいや、こいつは極上の泣きメロでっせ。

TPOを問わず、即泣ける。

ここでPVのフルバージョンが見れるし、絶対見なさい!

感涙必至。

期限もあるみたいやから、今すぐクリックして飛んでいくこと!

http://www.jvcmusic.co.jp/saito/







この曲、絶対売れる!

そして、今後の結婚ソングのド定番の座に君臨するに違いない!

僕の結婚式にも是非タイアップしたい。





余談やけど、作詞が斉藤和義じゃないことにビックリ。

いかにも彼が書きそうな歌詞やのに。

おそらく、そのあたりのフィーリングが一致する2人なんやろな。

で、作詞した一倉宏って言う人、どっかで聞いたことある名前で、気になって調べてみたらこんな人やった。

http://www.1-kura.com






いやぁ、久々に衝撃を受けた。

是非、御家族・御友人に教えてあげてほしい。

この世知辛い世の中に、こんなにも純粋で美しい場面があるということ。

忘れ物がひとつその手に戻ってくるから。



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崖っぷち
2007-01-29 10:44
“崖っぷち犬”の飼い主が決まったみたいです。

抽選で決めたらしいけど、申し込んだのはたったの11組。

どっかの局では、救出劇のを生中継してたし、ニュースでも異様なほど大々的に取り上げられてた。

その割には、11組は少なすぎひんか。

とは言いつつ、めちゃくちゃ希望者が殺到しても、それはそれでミーハー加減に嫌気がさすことも事実。

ちなみに、同じ時間に近くの場所で保護された犬がいたらしく、その犬は“崖っぷち犬”の姉妹じゃないかと見られてて、その子の飼い主も同時に募集したところ、1組も集まらんかったらしい。

なんじゃそら。

やっぱ、ミーハーやね。





ちゅーか、そんなことどうでもえぇわ。

とりあえず、何にもやる気が起こらん。

さすがに、仕事はちゃんとしなあかんし、無理矢理ギア入れて事故も無く夜勤はこなした。

職場の人にも迷惑かけられんし、努めて明るく振舞った。

ただ、基本的には無感情・無感覚。

外が寒いのかどうかもわからんかった。

駅でOLさんが階段で足滑らせてこけてたのを見ても、何とも思わんかった。

電車のダイヤが大幅に乱れてたけど、イラっともせんかった。

どうでもいい。

おれには関係ない。

心ここにあらず。

単なる肉と骨の塊。

誰に何と思われようが結構。

辛くもないし。

悲しくもない。

自分ですら自分には関係ない。

今はそんな感じ。



しばらくは流されとく。


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仮眠なんか、できたもんじゃない。
2007-01-29 01:49
思い通りにならないね。

自分ですら、自分が思うようにならない。

運命みたいな非科学的でファンタジックなものじゃなくて、

現存する誰かに好き勝手に操られてるような気さえする。

知らず知らず飲んだ缶コーヒーに、何かに固執してしまう薬が入ってたとか。

特殊な周波数の音波を誰かが放出していて、言葉が実際とは逆の意味に聞こえてしまってるとか。

とにかく、誰かのせいにでもしないと、自分が壊れていく様な気がする。



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「大日本人」
2007-01-26 22:56


これすら、記者会見コントに見えてしまう。

それにしても大々的。

今朝の朝日新聞(他の新聞はわからんけど)には、一面を使って記者会見の全文が掲載されてた。

ちなみにココにも載ってるよ。↓

「大日本人」公式サイト
http://www.dainipponjin.com/index.html



どうなんやろ。

自分の中でも、あんまりハードル上げたくないし、事前に余計な詮索するんもあれやし、とりあえず気楽に公開日を待とう。

とはいっても、期待してまうなぁ。

これだけはどうしようもない。

6月かぁ。

遠いなぁ。



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ご縁
2007-01-24 23:35
今日は休日。

最近お気に入りの青山にある服屋へ遊びに行く。

そこで、すごいことが判明した。

なんと、そこの店員さんが同じマンションに住んでいるのだ。

うちの近辺で何度か見かけたらしく

僕が店に来るたびに聞こうかどうか迷っていたが

今日思い切って切り出してくれたそうだ。

あんな大声でリアクションしたのは久しぶり、というくらい声が出てしまった。

慣れない番号交換までした。

良い付き合いができればいいなぁ。

夜遊びも再開しようかな。

老体に鞭を打ってまでも、このご縁は大切にしたい。

こんなこと滅多に無い。

日ハムが優勝したことよりシンジラレナ~イ。



それもこれも、白メガネのおかげ。

他にもこのメガネで覚えてくれてた人は結構いる。

死ぬまで白メガネでいこうかな。

いや、あの世でも。



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続報
2007-01-24 04:20
この前書いた、長岡京市の主婦殺害事件。

うちの母校の教頭先生の奥さんが殺されてしまった。

その容疑者の甥が23日夕方逮捕された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000070-kyt-l26

これまた奇妙なことに我が家の隣町、練馬区で。

隣町どころじゃなく、記事にある日大は隣の駅。

こんなこともあるんやね。

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コピー
2007-01-22 21:46
今朝、帰りの電車内でおかしな広告を見た。

auの吊り広告。

乗り換え案内とかルート検索ができる「EZナビウォーク」というコンテンツの広告。

速水もこみちが携帯を片手にこっちを見ている。

その前面に書かれたコピーがどう考えてもおかしい。



『君にもっと近づくための最寄り出口を教えてよ。』



言わんとすることは分かる。

しかし、これでは状況設定が無茶苦茶なわけだ。



「君」は恋人だったり、もしくは友人だったりするんだろう。

これは間違いないと思う。

だとすると、このコピーは彼女や彼らにたいする言葉になる。

つまり、相手がEZナビウォークでもって最寄り出口を検索し、もこみちに教えてあげることになる。

ここに、突っ込み所がある。

そもそも、もこみちはauの携帯を片手に持っている。

なら自分で調べろ、ということになってくる。

だから、『君にもっと近づくための最寄り出口を知りたい。(しらべるよ。)』とするべきだ。



別の見方をしてみる。

このコピーがEZナビウォークに対する言葉という見方。

つまり、「ねぇ、EZナビウォーク君、あの子(あいつ)にもっと近づきたいんだ。だから最寄り出口を教えてくれよ。」と語りかけているという状況。

もこみちが自分で検索することになる。

これなら、さっき指摘した片手に握られたauの携帯が矛盾するということはなくなる。

がしかし、こんどは「君」の意味がわからなくなる。

この場合だと、「君」は「EZナビウォーク」を指すことになる。

となると、「EZナビウォークの最寄り出口」になってしまい、意味不明だ。

知りたいのは「彼女や友人」がいる場所の最寄り出口。

したがって、『あの子(あいつ)にもっと近づくための最寄り出口を教えてよ。』としなければならない。



やはり、このコピーは間違っている。

矛盾の原因は、「君」と「教えてよ」が一緒になってしまっていること。

状況設定がおかしなことになっている。



何の迷惑も被ってはいないけど、気持ちが悪い。

肛門のあたりが、モゾモゾっとする。

肛門のあたりが、モゾモゾっとするコピーは駄目だ。

股間がモゾモゾっとするコピーは良いと思う。

モロゾフのプリンの器は、後にコップとして再利用される。



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運試し
2007-01-20 21:48
京都の長岡京市で16日、主婦が自宅浴室で殺されていた事件。

ニュースにもなっていて記憶にはあったが

同じく京都市左京区での大学生殺害事件の方が、大々的にメディアに取り上げられていて

当時は全く気づかなかったのだが

今日、その容疑者として甥に逮捕状が出されたというニュースで

殺害された主婦の名前と

さらに、その夫が私立高校の教頭であることを改めて知り

嫌な予感がした。

すぐにネットで調べてみたところ

その予感は的中していた。

僕の出身校の教頭先生の奥さんだった。



今は遠く離れたところに住んでいるとはいえども

故郷で起こる事件はやはり身近に感じる。

母校の先生の奥さんが被害者ともなれば

複雑さも加わって何のことやら分からない感覚になる。

身近な場所で、身近な人の奥さんが、身近な親類によって…。

親族さえも信じることはできないとまでは言わないまでも

(それをも覆す事例は多くあるが)

身の危険と背中合わせに生きていることを

まざまざと思い知らされる今日この頃。

いくら慎重に暮らしていても

防ぎようの無い災難に見舞われることもある。

そもそも、何が慎重で、何が慎重でないかということすらもわからない。

急いでいたばかりに不幸な目に逢うこともあれば

急いでいたことでそれを回避できることもある。

無数の選択の蓄積である人生において

われわれはその都度無意識に、危険へと近づき、また危険から遠のいている。

生きることは、単なる運試しに過ぎないのかもしれない。




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無題
2007-01-17 22:02
仕事帰りに、最寄り駅前の定食屋「くさか」へ行った。

以前にも一度書いた記憶があるが、この店はめちゃくちゃ良心的な店。

手ごろな値段で腹いっぱい食べられる。

今日はいつにも増して腹ペコ。

外から覗くと、雨のせいか珍しく客はまばら。

勢い込んで店に入った。

席に着き、メニューに目を遣る。

「和風定食」が目にとまった。

「鯛の煮付け」

「すき焼き」

「目玉焼き」

「じゃが芋とマヨネーズのサラダ」

じゃが芋とマヨネーズのサラダ??

ポテトサラダのこと??

と、多少疑問を残しながらも、態勢に影響は無いので「和風定食」を頼む。

そして、出されたお冷を口に含む。

と、入り口のドアが開いた。

入ってきたのはメガネを完全に曇らせたサラリーマン。

なんで、入る前から曇ってんねん。

てか、ドア閉めろよ!寒いやろ!

と、心の中で突っ込みつつ、テレビに目を向ける。

「はねるのトびら」。

しりとりみたいなゲームをしてる。

すると、隣の席から微かな声が。

隣には身分不明な中年男性。

勝手にしりとりに参加してる様子。

家でせい!

と、またまた心の中で突っ込みながら、水を一口飲む。

しばらくすると僕の料理が来た。

ご飯、みそ汁、鯛の煮付け、すき焼き、目玉焼き。

そして、ポテトサラダ。

この豪華絢爛なメニューに舌鼓を打っていると

向こうの席から声がする。

おっちゃんが店員のおばちゃんに何か話しかけている。

おばちゃんは何度も聞き返えす。

耳をすませると

おっちゃん:「シュガー。」

おばちゃん:「えっ??」

おっちゃん:「シュガーください!」

おばちゃん:「シュガー??」

おっちゃん:「塩!!」

え゛ぇぇっ!?

もはや理解不能。

そんなインターナショナルな風景をよそ目に、僕はさらに箸を進める。

暫くして、シュガーがむくっと立ち上がる。

会計を済ませ、「どうもー!」とご機嫌な様子で店を出て行った。

またもや、ドアは開けっ放し。



なんとも不思議な今日の「くさか」。

しかし、毎度のごとく、僕の腹と心を十分に満たしてくれた。



その帰り道。

小さな女の子とすれ違った。

小学生になるかならないか位の歳の。

右手にピンクの小さな傘をさし、左手には大人用の大きな傘。

笑顔を浮かべながら、少し急ぎ足だった。

雨の夜道を一人。

少し心配になった。

「変な人について行ったらあかんで。」と言いたいところだが

逆にそんな僕を変に思われると傷ついてしまうので、やめておいた。



家に着き、電気をつける。

カバンを下ろし、とりあえず服を全部脱ぐ。

ジャージに履き替え、テレビの電源を入れる。

スウェットに腕を通し、首を下から入れる。

今日の昼、大阪の八尾で、3歳の男の子が41歳の男に歩道橋から投げ落とされた。

前後逆さのスウェットのまま、体は固まって動かなかった。


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自分に疲れる
2007-01-16 23:54
たまに、自分の性格にほとほと嫌気がさすことがある。





隣町で晩飯を食ったあと、ファミマでお菓子を購入。

店を出て家へ向かう道中、タバコを買い忘れていたことに気づく。

うちの近くの自販には、僕が吸ってる銘柄がない。

だから、いつも近所のセブンイレブンかさっきのファミマで買っている。

で、考える。

もう一度ファミマに戻って買うか、セブンイレブンで買うか。

僕の結論は…



どちらも却下。



まず、ファミマに戻った場合。

店員に「この人、買い忘れてたんだぁ」って思われるから嫌。



次に、セブンイレブンに寄った場合。

その前にお断りがあるのだが、家からものすごい近いこともあって、ここではしょっちゅう買い物をしている。

弁当は温めない人というキャラが全店員に浸透していて、「温めますか?」じゃなくて「そのままで?」って聞かれるほどの常連客。

一回に買う額も結構なものなので、いいお客さんに違いない。

買い物は必ずうちでしてくれていると、むこうはおそらく思っている。

だから、ファミマの袋を持って入るなんて、僕には到底無理なのである。

それは、浮気相手を連れて恋人に会うようなもの。

是が非でも、浮気はバレないようにしたい。

と同時に、申し訳ないのである。

好きな店だけに、傷つけたくないのだ。

全くのエゴだけれど、これが僕なりの誠意なのだ。






というわけで、うちからえらく離れた自販まで遠回りして、タバコを買い帰宅した。


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しつこいですが
2007-01-16 03:28
前回に引き続き

リクルートのCMをご紹介。

おまえの好きな新垣結衣ちゃんも出てるよ。

http://www.recruit.jp/cm/index.html



あぁ、ゼクシィのはほんまえぇ。

3篇に共通して、最初の10秒くらいが沈黙。

この演出がまた良い。

「わかる!わかるでぇ!」って思う。

いわば、あるあるネタ。

それだけじゃない。

さらにこの沈黙によって、「そのひとを選んだ人生が今始まる」っていう歌詞が丸聞こえになる。

一見すれば、おめかしした若者が歩いてるだけ。

手もとの引き出物の紙袋を見ればピンとはくるけど

斉藤和義の歌詞と相まって一気に雰囲気が出る。

そのあと一人がようやく話を切り出す。

その後のやり取りが終わると、今度は花嫁の素敵な笑顔のショット。

音声はOFF。

よって、再び歌詞が丸聞こえ。

「幸せのその日に…」。

最初の「そのひとを選んだ人生が今始まる」と同様、サビの頭のフレーズ。

曲と映像の絡み合いが絶妙。

どちらに偏るでもなく、重心がど真ん中に置かれてて不自然さが全く無い。

計算しつくされたシナジー。

圧巻。



で、ふと思ってんけど

最後に必ずロゴと一緒に「リクルートから」ってアナウンスが入るやん。

これって何気に記憶に残る。

昔からこのスタイルやし、特に最近はフリーペーパーブームもあって数打ってるから、耳にする機会が多いってのもあるけど。

思い出してみると、カルビーしかりグリコしかり森永しかり(お菓子メーカーばっかやけど)

最後にロゴと一緒に企業名を言うCMは多いけど

「~から」って言うてるんはリクルートだけ。

この「から」の意味って何やろ。

リクルート「から」のお知らせでしたってこと?やんな。

深読みすれば他にも考えられるけど

とにもかくにも「から」はすごい。

「リクルートから」の1セットで記憶してもーてるしな。

しかも、CMのイメージにあわせて声も変えてるし。

あら、いぃですねぇ~。




いやぁ、よーわからんけど、リクルートのCMを生意気にもベタ褒めしてます。

こまめにチェックしよ。









鯖ENT.から



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イチ押し
2007-01-14 02:14


このCMえぇわぁ。

ホットペッパーしかり、タウンワークしかり

リクルートのCMはえぇ。



まずこの選曲。

斉藤和義の「ウエディング・ソング」って曲らしい。

今月24日発売だよ。

チェックしないと。



この歌に、この映像。

完璧な組み合わせやわ。

クリエーターのセンス抜群。

式の様子じゃなくて、式の後の友人達を描いたとこがニクい。

結婚のみならず

一人の幸せは、周りの人間をも幸せにするのさ。


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タクシー
2007-01-11 02:28
18時40分

バスは予定より30分ほど早く新宿駅に着いた。

行きの新幹線があまりにも速く心地よかったので

それなら、帰りも新幹線にしておけばよかった

と、着いてもなお後悔している諦めの悪い僕。



とりあえず、異常に重いこのスーツケースを

大都会東京の帰宅ラッシュの中転がして帰るのは無謀ということで

タクシーに乗ることにした。

駅前の乗り場で拾い、トランクルームに荷物を載せ、乗り込んだ。

後部座席から見る後姿から推測するに、60歳くらいのおっちゃん。

行き先を告げると、道順を説明し、そのルートでいいかどうかを確認してきた。

なかなか感じのいい丁寧な口調に人のよさを感じ、ホッとした。



走り出して間もなく

「どこからお帰りですか?」と彼が尋ねてきた。

「京都の実家に帰ってたんです。」と僕は答えた。

人がいいのは結構だが、もしや口数の多いタイプのドライバーでは。

それが別に嫌なわけではないが

僕は、タクシーには無言で乗っていたい人。



「やっぱり、京都は寒いんじゃないですか?」。

どうやら間違いなさそうだ。

ここから自宅までのおよそ20分が、小さな試練になることを僕は覚悟した。



「うちの娘が京都へ働きに出てるんですよ。新幹線が高いからって、正月も帰ってこなかったです。安月給だから仕方ないかな。」

彼は少し笑いながら言った。

僕は愛想笑いを返した。

「東京はまだ正月モードですよ。この時間にこの道がこんなに空いてるなんて考えられない。いつもなら、車の列で前が見えないですからね。」

彼の口は一向に閉じる気配が無い。

その後も、

抜け道の話

生涯で1度だけの京都旅行で食べた土瓶蒸しが信じられないほど美味しかったこと

地下高速の工事が長いという愚痴。

その都度僕は、バレバレな愛想笑いと適当な相槌をひたすら返した。



続いてしばらく沈黙の時間があり、彼は再び話し始めた。

「うちには息子もいるんですけど、それが2年ほど篭もっちゃっててね。母親とは仲が良くて話したりするんですけど、私とは一切口を聞かないんですよ。」

そのプライベートで、かつ重く暗いテーマに、僕はドキッっとした。

「原因はわかってるんです。前に2人で長野に長距離ドライブに行ったんですよ。その時、私が息子の運転を注意したんです。あまりに飛ばすもんだから。ほら、自分がこういう仕事をしてるでしょ、だから余計に厳しく言ったんですね。おそらく、それが気に食わなかったんでしょうね。その日以来です。」

果たして、スピードの出し過ぎを注意されたことだけで

口を聞かなくなる奴なんているだろうか。

それはあくまでもきっかけにしか過ぎず

それ以前から溜まりに溜まった不満が父親に対してあったのでは

と思ったが、

底無し沼にはまってしまっては面倒だから

そこでも適当に相槌を打ってスルーした。



話はまだ続く。

「例えば殴りかかってきたりね、突っかかってきたりして、それから話して仲良くなれるなら、よっぽどそっちの方がいいけど、そっぽ向かれてしまったらどうしようもないでしょ。きっと死んだ時に分かるんですよ、私が死んだ時に。悲しいけどね。ま、最近多い親子間のいざこざを考えると、無事で元気にいてくれてるだけで十分ですね。」

交差点で右折待ちをする彼の背中が

対向車のヘッドライトの逆光の中で

少し寂しく映った。



その言葉を最後に

彼は一切話さなくなった。

唯一

「その信号を右に曲がった先の、セブンイレブンの前あたりで。」という僕に対しての

「はい。」という返答だけ。



そして、車はセブンイレブンの前で停まった。

料金は2580円。

思っていたより安くついた。

先に財布から3000円を出した。

細かいのがあれば、と小銭入れを覗き込んだ。

車内が暗くよく見えない。

ライトの光を拾って慌てて小銭をかき回した。

「すみません。ちょっと待ってくださいね。」と言い

80円を取り出そうとした。

すると、財布に突っ込んだ僕の手元へ彼の手が伸びた。

手には500円玉。

僕は顔を上げ、彼の顔を見た。

「細かいのはいいよ。心ばかりだけど、2500円で。」

僕は言葉に詰まった。

今までで、運賃を負けてもらったことがないというのもあるが

初めて正面から見た彼の顔が

あまりにも優しかったからだ。

僕は、その笑顔に驚いた。

「ありがとうございます。」

そう言うしかなかった。



そして、500円玉を受け取ろうと手を差し出し

再度お礼を言おうとすると

彼は照れたようにこうつぶやいた。
























「親御さんを大切にね。」








「はい。」

僕は笑顔で答えた。

愛想ではない、自然とこぼれた笑みだった。



トランクルームからスーツケースを担ぎ下ろし

窓越しに僕は会釈した。

彼は、にこっと軽く右手を振り走って行った。








彼が娘や息子の話を僕にした理由はわからない。

話したかっただけなのか。

それとも、僕に何かを求めていたのか。

わからない。

ただ

あなたのお父さんは

人と愛を運ぶ素敵なタクシードライバーですよ

と、2人には教えてあげたいと思った。





オリオン座がくっきりと見える

冬の夜のできごとでした。




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原風景
2007-01-06 01:25
あぁ、やっぱ地元はいいねぇ~。

あいかわらず何にもない街やけど

気心知れた連れとウダウダやるのも、これまた心地いい。

東京にいて落ち着けるんは、自分の家くらい。

外に出れば、やっぱり肩に力が入ってしまってる。

住めば都。

5年も住めばそこそこ慣れはしてるけど。

生まれ育った土地にはかなわない。

底冷えする冬の気候も

新旧入り乱れた街並みも

ルーズ+ミニスカの京オンナも

一番僕の肌に合っている。



“志を果たして いつの日にか帰らん”



今はまだ戻れへんけど

人生の幕は、この場所で下ろしたいなと思った。





あ、デジカメ持ってきてたんや。

しっかり思い出作りしないと。

明日、明後日と、まだまだ楽しいイベントが控えてる。

よーし!



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| 3BA ENT. |
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